運命

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レン「あぁ…実はな、最近ハンバーガー食べ過ぎて脂肪がな…」 ソラ「…へ?ハンバーガー?ランランルーか!!」 ツッコミを入れるソラ。 レン「ふっ(笑)冗談だよ。実は最近町に新しい店ができてよ、そこにソラが好きそうな物売ってたから買ってきたんだ」 町はアカハナ村から三キロ程離れていて商業が盛んで活気のある町である。 ソラ「私が好きそうな物?どんな物なの?」 レン「これだよ」 そう言って上着のポケットから取り出した物とは赤くてキラキラした石のようだった。 ソラ「私は別に石なんかに興味ないよぉ?」 レン「ふっふっふっ、これはただの赤い石ではない。宇宙に無数にあると言われる宇宙石なのだ!」 自慢気にソラに見せつけるレン。 ソラ「宇宙石!?宇宙石ってホントにあの宇宙石!?…ってそれ本物?」 宇宙石とは宇宙に無数にあると言われ小さい子供が読む絵本なんかにはたまに登場したりする。 そういう絵本の中には宇宙石が魔力の結晶だとか願い事を叶えてくれる石だとか言う物もある。 もちろん全て作り話だと思うかもしれないがソラとレンだけは違った。 ソラとレンは幼なじみで小さい頃から宇宙に憧れていたソラと小さい頃から伝説や魔法なんかに興味を持っていたレン。 二人は小さい頃に読んだ絵本に宇宙石というものが出てきて、それがとても、幼き頃のソラとレンには心に響いたのである。
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