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ポカ「あっ…ソラちゃ、お姉ちゃんは朝から友達とどこかへ行ったきり帰って来ないんです…」
ポカはリナと話していてソラのことは忘れていたがロゲシの一言でソラが帰って来ていないことに再び気がつき不安と焦りが込み上げてきた。
ロゲシ「なんだって!そりゃ大変だ!お姉ちゃんはどこに行くとかは言っていたのかい?ここはおじさんに任せなさい!すぐ探してあげるから!」
ポカ「そ、そんな!ロゲシさんは今日のお祭りの運営委員なんですし、それにきっとお姉ちゃんは帰って来ると思います…。どこに行ったかは分からないけど…」
ポカの目が少し潤む。
リナ「ポカちゃん、私はソラちゃんのこと気になる。ソラちゃんとお祭り一緒に行くって約束してたんでしょ?それなのに帰って来ないんなんて…。お父さん、ソラちゃんのこと探してあげて!私も一緒に探すから!」
ロゲシ「おぅよ!でもお姉さんを探すのは俺たちおじさんに任せなさい!ニ人は安心してお祭りを…ってさすがに楽しめないよな。それじゃリナ!探すぞ!」
リナ「うん!!」
その話を聞いていた周りの人たちも次々に探してくれることになった。
ポカ「ありがとう…皆さん本当にありがとうございます!でもやっぱり…」
リナ「ポカちゃん!!一緒に探そ?」
ポカ「リナちゃん…うん、本当にありがとうね」
すでにポカの目からは涙が溢れておりポカの周りにはお祭りに来たほとんどの人が集まっていた。
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