『棘』
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「もう君とはやっていけない」 男は、深く溜め息を吐いた。 「そうだね」 私は、抑揚のない声で答えた。 大きな声では言えないけれど、今、ホテルの目の前にいる。 車内には、重たい空気が漂っていた。 「……君は一生恋愛なんて、出来ないよ」 そう言い放つと、男は私を睨み付けた。 「そうだね」 私はまた、さっきと同じ調子で答える。
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