―世界へ―

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気が付くとある町の前にいた。 兄「ここは…?」 ?「ここはミクス。全ての種族が分け隔てなく暮らす最初で最後の楽園なんて呼ばれている町さ」 振り返ると耳が特徴的な女の人がいた。 ?「こんにちは。お二人はここは初めて来るのかい?」 妹「あっ…はい。えっと…色々とありまして、ここに来ました」 ?「そうかい。まあゆっくりしていくといいよ。私はシルフィ。見ての通り種族はエルフだ」 妹「よろしくお願いします。私はフィアといいます。こちらは兄のレンです」 レン「どうも」 シルフィ「へぇ。兄ちゃんその刺青…呪いの類いかい?」 フィア「知ってるんですか!?」 シルフィ「いやまあなんだ、ながいこと生きてるとね。でもそんな型みたことないね。どこでうけたんだい?」 フィア「えっと…私のせいなんですけど…」 シルフィ「いや無理には聞かないからいいよ。とりあえず宿屋にいくといい。なんかあったら呼んでくれ。案内ぐらいならするよ」 そういってどこかにいってしまった。
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