閉眼

2/12
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
男が目を覚ました。 朝がきたのである。 仕事に向かうべく準備を進める。 今日も出発、近所の人に挨拶をする。 愛想のよさでは有名な男。 その近辺では男を知らない人はいなかった。 おかげで、男は困ったときにもよく助けてもらえた。 満足することのない世界だが、 穏やかな一日が始まった。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!