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月影の兎 ~詩織り逢いたい~
逢いたい
そっと呟いた声は 淋しく静かに 空に梳けた
叶うわけない 月夜の淋しさ 慣れていた
けれども知った 君の感触 今もリアル過ぎて…
もどかしい 恋煩い
虚しい 君のノイズ
淋しい 幻の温もり
同じ気持ちの筈なのに
すぐに逢える筈なのに
何故こんなに苦しいの?
逢いたいと 空を見上げ 願い続ける
淋しくて 虚しくて 切なくて
君の名前を 呟いては 幻を抱いてる
愛してると 月を見つめて 想い続ける
寂しくて 空しくて 刹那無くて
君の身体を 探しては 幻で満たしてる…
何度も聞いた ノイズ混じりの 君の声
二人して 作った 悪ふざけの遊び
それでも 淋しくなれば 自然と聞いた
本当は 電話で 聞きたいのに……
もどかしい 恋時雨
空しい 透けた絆
寂しい 以内君の…
心は繋がった筈なのに
後少しで逢う筈なのに
何故ここまで苦しいの?
逢いたいと 空を見上げ 願い続ける
淋しくて 虚しくて 切なくて
君の名前を 呟いてる 何度も繰り返し…
愛してると 月を見つめて 想い続ける
寂しくて 空しくて 刹那無くて
君の身体を 探しては 居ないリアルに…
ただ君に逢いたい…
相手を思いやり なかなか素直になれない
我慢する そうやって言い聞かせ
でも切れたら 逢いに行ってしまう…
兎は淋しがり屋 君の事だよ
淋しくない筈の 狼が
今は淋しさに 狂ってる…
詩織り交ぜ…
詩を歌い続けてる……
逢いたいと 空を見上げ 願い続ける
淋しくて 虚しくて 切なくて
君の名前を 呟いては 幻を抱いてる
愛してると 月を見つめて 想い続ける
寂しくて 空しくて 刹那無くて
君の身体を 探しては 幻で満たしてる…
淋しくない 淋しくない 淋しくない
でも…
逢いたい 逢いたい 逢いたい
月の影の兎が…
君に見えて…
詩織り続ける…
―逢いたい―
君の真名を呟いて 月を見つめ続けた―
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