それは突然…

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「ご飯できたわよ??」 「今いく」 朝は、 美味しそうな朝食の匂いがして 母さんの優しい声がして 俺の一番好きな時間だ。 「暁羽、おはよう」 「父さんおはよう」 父さんは居間のソファーに座って新聞を読みながら挨拶をした。 俺は高校二年の16歳。 新学期が始まったばかりでまだ誕生日はきていないからね。 名前は暁羽(アキハ 「おはよう暁羽。詩歌は起きてるかしら??」 「おはよ。詩歌のことだからきっとまだ寝てるよ」 「そうね」 「俺起こしてくるよ」 「お願いね」 そう言いながら笑いあった。 詩歌(シイカというのは俺の弟のこと。 4つ下の中学一年生。 天然で朝が弱い。でもどこか憎めないというか… 可愛い弟だ。
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