消えない傷

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「お父さん、これでいい!!!!」 赤く染まった宝石を両手に乗せ慶治に見せる優騎 「ふむふむ、流石は俺達の息子だな。」 慶治は宝石をじっくり見て優騎の頭を撫でる。 「この宝石はな色は属性を示して、色の濃さが魔力を現す宝石なんだ」 「色から見ると僕の属性は炎で色も濃いから魔力もそこそこあるの?」 優騎は慶治を見上げ聞く 「あぁお前は炎だし俺が初めて計った時よりも魔力は高いぞ」 嬉しそうな声をだす慶治 「やった!!!!椿、頑張ってね」 優騎は喜んだ後に椿の方を向き声をかける 「う、うん」 緊張しているのか声が震える椿
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