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「椿はどうだったんですか?」
「魔力が0の下、マイナスの領域だった」
「…………嘘でしょ?」
「本当だ。これが証拠だ」
椿がもっていた宝石は透き通るほどの透明な宝石だった。
「まさか、九條家に魔力なしが生まれるとは…………」
「慶治さん」
落ち込む慶治の背に手を置き心配する里沙
「そうだ、あいつに頼んで暗殺してもらおう」
慶治はふと思い口にする
「あいつとはまさか…………」
「あぁ我が九條家の影の人間に頼む」
「そうね、それが私達の地位が守られるわ」
この二人は自分達の地位を守られるなら自分達が産んだ子ですら殺すのだろう
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