消えない傷

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時がすぎるのは早かった。 椿も優騎はすくすくと育っていった。 「ねぇ椿、今日、僕たちの誕生日だね、みんな来てくれるかな?」 「そうだね優騎、みんなも来るさ悠に翔太、蓮華に愛莉は来てくれるよ、僕たちは………」 「「親友なんだから!!!!」」 二人しかいない部屋で二人は声を揃え笑いあう 無邪気な笑顔で その時、扉が開く そこには少し老けた二人の父が立っていた。 「「お父さん!!!」」 二人は声を揃え慶治に小走りで近づく 「二人とも着替える前に属性と魔力を図るからついてきなさい」 慶治は二人の頭を撫で歩きだす。
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