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泣いてる所を見られるのは恥ずかしいから急いでトイレに駆け込んだ。
幸い誰も居なかったから良かったと思う。
「うっ,うーちゃんの…バカっ…僕居なくて平気ならっ
ピンでやれば良いじゃんっ,うぅー」
泣きながら1人で心の中の気持ちを自覚しないで喋ってた。
「うーちゃん…大嫌いやっ!
んっ―!」
いきなり後ろから口を押さえられた。
「誰の事嫌いやって?」
この何回も聞いた事のある声はもしかして…。恐る恐る後ろを見た。
「うーちゃんっ!?何で追いかけてきたん?」
「菅ちゃんが心配やったからに決まってるやろ」
「嘘やっ!僕の事心配何かしとらんやろっ―1人でも大丈夫なんやろ…」
また涙が溢れてきそう。僕ばっかむきになってバカみたいやん…。
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