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『何でよ?将来の事を考えたら、相手はイケメンが良いに決まってるじゃない。朝日さんは仕事も順調みたいだし。』
メイは、他に何の不満があるのよ と言わんばかりにこちらを見る…もとい睨む。
メイ~…メイはあたしの見方じゃないのォ…。10年以上も親友してんじゃないの…。
朝日さんは朝日さんで、あたしとメイのやり取りに興味がないのか、ガツガツと料理を平らげていく。
ここでメイに主導権を握らせちゃいけない!はず!あたしがしっかりしなくちゃ!
『メイだって、その日出会ったばかりの人と結婚なんて無理でしょう?』
しばらくの間沈黙が走る。メイも やっぱり無理だって解ってるのよね。
もう学生の時みたいに、なりふり構わずというわけにはいかないもの。
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