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「いいじゃん見せつけてやれば?」
焦る私なんか関係無さそうにニンマリと笑みを深める。
「~っ、出来る訳ないでしょーが!」
ガッという重い音で楓が飛ぶ。
そしてそれとほぼ同時に入って来た兄貴達。
「楓!またテメェ葵に手ェだそうとしたのかよ!」
ギャーギャー騒ぐ金髪は長男、神楽 陽一(カグラヨウイチ)
キラッキラに染められた金髪でこれまた整った顔
ホント私と兄弟なのか疑いたくなる顔立ち。
弱冠子供っぽくておバカなのはスルーな高校三年生。
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