少女

2/2
13人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
【鬼が山の樹海のなか】木から木に飛び移る三人の子供たち。 男の鬼(虎彦)→「待てって言ってるだろ😠💢」女の鬼→「衝いてくるなよ😠寅彦・戌丸、人間の姿で行けば大丈夫なんだから😠💢」男の鬼(戌丸)→「でも、山婆様が言ってたじゃないか、この山から出ていいのは、食料係(人間)だけだって。」女の鬼→「私は、人間食べれないのは知ってるだろ😠人間と同じ食物しか食べれないし角が生えてても、寅彦や戌丸みたいに、鬼らしい姿じゃない。鬼の力が有っても姿・形は、人間なんだよ。だから、本当の人間の姿が見てみたいんだ😃死んだ人間じゃなく生きている人間を」そう言うと、手をかざし‥‥黒霧隠れ‥‥黒い霧が、寅彦と戌丸を襲う。男の鬼(戌丸)→「ゴホッゴホッ‥‥鬼姫は‥ゴホッ‥術使う腕は、俺ら以上にすごすきる‥‥ゴホッ」男の鬼(寅彦)→「まったく‥‥ゴホッゴホッ‥‥俺ら鬼より‥ゴホッ‥‥強いよな‥‥鬼姫は‥‥ゴホッゴホッ」黒い霧にむせこむ二人をうまくかわした少女こそあの時の、捨てられた赤子『鬼姫』なのである
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!