【夏祭り】

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K美ちゃんは今にも泣き出しそう… とても胸が締め付けられる思いだった… 紀香はまだ続ける… 紀香「ま、アンタの気が向いたら来なよっ」 T「おい、もう止めとけって… 可哀想だろ? コイツ来ても誰も話す相手が居ねぇんだからよっ 心配だって誰もしてねーもんよ」 N香「キャハハ… アンタのが酷いって 何トドメ刺してんねよ マヂでウケるっ もういいや~ 皆行こう~ K美、ぢゃーねぇ~」 私は文句の一つでも言ってやろうと… いや…嘘だ… 本当はTのドタマ、カチ割って マルコメ味噌を放出させて それで、このバカ女に味噌を作らせて飲ませてやる 本当に、それ位にムカついた とりあえず彼氏のTを、ぶちのめせば このバカ女も静かになんだろ… そんな風に思い立ち上がろうとした K美ちゃんは、そんな私の手を強く握りしめて… 無言で顔を横に小さく振りました… その目には涙が…
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