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視線を上げると浴衣姿のK美ちゃん
ォカ『…』
K美「……何で黙ってんの?
へ、変かなっ?」
ォカ『いや
全然変ぢゃないよっ
あの…その…え~と…かっ…』
K美「ん?」
ォカ『……よく似合ってると思うよっ』
当時の私は
『可愛いよ』
とか言えませんでした
まだシャイだったので
でも、あの時彼女は本当に可愛くて…
黒地に金魚と花の柄の浴衣…
プールの塩素で少し茶色くなった髪を上げて…
元々が色白なのが更に際立ってて…
スゲー良い匂いがして…
ドキドキでしたね
手を繋いで一緒に歩いて…
この時間がずっと続かねーかなぁ…
なんて思ったものね
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