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少年は信号無視の車にはねられその生涯を閉じた。
少年が気付くとそこは白い空間だった。
「気付きましたね」
後から声が聞こえ、少年は振り返る。
そこには霞のような人の形をした何かがあった。
「……とりあえず、どなたですか?」
人でない何かに少し警戒しながら話しかける少年。
「えっと……信じてもらえるか分かりませんが一応創造神に分類される神です」
自信なさげにいう神。
「へええ……神様ですか……」
明らかに信じてない目で見る少年。
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