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「世界が滅ぶよりはマシですから構いません。で、やってもらえますか?」
「ううん……才能豊かな人生な人生にも興味がありますし、滅亡と決まったわけじゃないですからやります!」
「ありがとうございます!」
霞の頭と思われる部分を下げ礼をする神。
「じゃあ、早速……」
「あ、最後に聞かせてください。何で僕を選んだんですか?」
「死んだ人の中から世界の破滅を恐らく望まない人をクジで選びました」
「クジって……確かに世界の破滅は望みませんけど」
「では、お願いしまーす」
最後に軽い挨拶をして消える神。それと同時に少年の意識も途切れる。
こうして少年は異世界に転生する……女として……
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