第1章 魔法使いR

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良助は自分が浮いていることに気付いていなかった。 「良助くん。あとは頼んだよ。」Jは、息を引き取った。 「出てこい。魔法使い!」 「私は君の後ろにいるよ。」 良助は後ろを振り返った。 「お前か。Jを殺したのは。」 「殺してなんかいないさ。ジョニーは、ただ眠っているだけだよ。」 「うそつき。お前なんか死んだ方がましだ。」 「私を侮辱するというのか。よかろう。私の名はRだ。お前の名は?」 「僕は良助。僕は絶対許さない。お前を倒すまで。」 「私を倒す?ハハハハハ!そんなの無理にきまってる。お前なんかただの凡人だ。」 「それはこっちのセリフだ。」
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