幻想の世界に

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「完成したみたいね」 スキマから上半身を出して紫が言った 「貴方は?」 ゆうまの質問に紫はスキマから出てポーズを取りながら言う 「私?私は美少女☆ゆかりんよ」 「歳を考えた方がいいよ」 「ゆかりん?」 「違うよ!?八雲 紫が本名だよ!」 「紫様?マスターとどういったご関係で?」 「家族みたいなものよ」 紫は扇子で口元を隠し言った 「家族?」 ゆうまは首を傾げた 「幻想郷に住まう者はみんな家族よ。勿論貴方もね」 「僕も?」 「そうだよ。ゆうまは家族だよ」
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