-プロローグ-

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とある研究所…… 何時にも増して騒がしい その理由は簡単だった 試作品であり動作のデータ収集の為に、防犯カメラ、警備員、赤外線センサー、サーモグラフィー等を配備して厳重に保管してあったモノが忽然と消えたのだから 最重要機密の試作品であったため研究所のクルーのみが知るモノだった為、その存在をこの世界の連中が知るワケがない 保管庫に入れる際に、重要なパーツを外せるだけ外した試作品が作動するハズがない そもそも保管庫の扉が開いた形跡は無かった 研究所のクルーは皆怯えた 人ならざるものが持ち去ったのではないかと
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