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………再び目覚める。
今日は日曜日だ休日だ…!
しかし隣には微妙に羽の生えたオッサンが寝ていました。
…ふん,なるほど……
いや、
「 誰 で す か 貴 方 は !? 」
思考回路が正常に戻ったであろう俺は咄嗟に疑問を叫ぶ。
右手には画面に"110"と表示された携帯、左手には万が一の時に防御用にする枕。
「………あー……天使です」
俺と同期ぐらいのその羽オッサンは、眠たそうに目を擦りながら確かにそう答えた。
「…天使…だと……!?」
「アンタの願いを叶えにきた」
理解に困った俺の脳は、右手親指に携帯の通話ボタンを押すように命じたようだった。
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