夏の始まり

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ドアから降りると父がおばさんと話している。 「また個展?相変わらずすごいねぇ」 「そんなことないよ。で、その間なんだけど秋を預かってくれないか?」 「兄さんの頼みならしょうがないねぇ…いいわよ。」 「すまないな。」 どうやら向こうからの許可は出たらしい。 「秋。いい子にしてるんだぞ」 「俺はもうガキじゃないよ。」 「フフッ…仲がいいのね。」 そんな感じで俺の泊まりは決定した。
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