新しい夏
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景色に見とれていて気付かなかったが、空気がおいしかった。 肺いっぱいに空気を吸い込むと、空気が体中に染み込んでいくような気がした。 「…今日は、ありがとな」 自然と感謝の言葉を口にしていた 「うん!」 「どういたしまして。」 そう言って二人は満面の笑みを見せてくれた。
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