930人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
「気持ちい?」
俺の質問には答えず優しく笑いゆっくりと腰を振り出した。
とたんに駆け上がる電流に
そうだ…
この熱を解放してもらなわきゃ
期待に満ちた眼差しを仁に向ける。
「もっと、して‥?」
「かずっ、」
「あっあっああ‥ゃっあっ」
「かず…かず……、」
うわごとのように名前を呼ぶから瞳を覗きこめば
その瞳から悲しみの色は消えていなくて
なに、なんなの…?
急にさっきまでとは違う
胸の苦しさを感じた。
「そんなッ‥目で、っ見ないでよ」
「…………」
ピタリと仁の動きが止まる。
刺激を止められた秘部は貪欲に快感を求めて勝手に腰を揺らす。
「そんな目ってどんな目?」
「‥ぇ?」
.
最初のコメントを投稿しよう!