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どうせ全て俺が造り出した偽物なんだから
｢じん、泣いてるの？｣
君に問いかけられたけど自分でも分からなかった
君は俺のこと好きじゃない。
分かってる
分かってるけど
『…俺が欲しいって言って…？』
抱けば気が済むと思ってた。
だけど全然だったね
もっと欲しくなっちゃった
ごめんね…かず、
好きになってごめんね。
眠りに落ちていく君にそっと口付けて謝罪の言葉を口にする。
届くといい。
けどそんな日はこないだろう。
『愛してる。』
流した涙の数だけ幸せは必ずくるって信じてもい？
END.
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