115人が本棚に入れています
本棚に追加
「私の身を捧げたら……救世主様になっていただけるのですね?」
その声に銀次郎は振り向きロリッ娘の姿を見る。
ロリッ娘は覚悟を決めた顔で銀次郎を見ていた。
涙目ながらもしっかりとした顔つきに銀次郎が萌えていたのはナイショだ。
そこで命をつなぎ止めたことで安心していたシェリーが叫ぶ。
「いけません姫様っ!!わっ、私が代わりにっ!」
「いいえ。これは私の義務であり責任です!」
その言葉に銀次郎のとった行動は
「……ふぇ!?」
銀次郎がロリッ娘に歩み寄り手を伸ばしたところでロリッ娘は何をされるか分からない恐怖に身をすくませたが、頭に感じたソレは撫でられた感触だった。
「俺が言うのもなんだが……女が自分を安く売るモンじゃねぇよ…そんな時はな?〈アタシを買うって言うの?アタシは安くないわよ!国家予算の100倍はするんだからねっ!!そのくらいも用意出来ないような男はオウチに帰ってママのオッパイしゃぶりながらセンズリこいてなっ!!〉くらい言ってやれ。」
そう言い笑顔を見せながらロリッ娘の頭を撫でる銀次郎に、ロリッ娘とシェリーは「コダァ?コダァ?コダァアア!?」と頭がパニック状態に陥っていた。
銀次郎はそんな2人に苦笑いを浮かべ、そして土下座をした。
.
最初のコメントを投稿しよう!