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騒ぎが収まる気配がないので銀次郎は立ち上がり2人を静める。
「あの…さっきはすまなかった!」
「「ふぇ??」」
その言葉に2人は間の抜けた顔で銀次郎を見た。
その顔を見て銀次郎が「うぉっ!」とちょっとびっくりして後退りしたのはナイショだ。
「さっきは本当にすまなかった。謝って許される事ではないのは分かってる。言い訳になるかもしれないが…向こうの世界でイロイロあってキミ達に八つ当たりをしてしまった。こんな子供にあたってしまうとは我ながら情けない………」
と言ったところで、ムカッ!と聞こえたがした。
………ん?
と思い俯いていた顔をあげると腕を胸の前で組んでシカメ面の2人がいた。
「「私達は子供じゃない。」です。」
何コレ、なんの罠ですか?
と銀次郎は思った
いやしかし……紅髪の少女は分かるが、このロリッ娘は……と、ロリッ娘に視線をやり頭を傾げると、
「……!。むぅぅっ!!」
と銀次郎の思考を理解し頬を膨らませていた。
その頬を両側から押してやったら「ぷぅっ」と息を吐き出しながら、恥ずかしさでウル目+上目遣いで睨まれたが、逆に萌えたのはナイショだ。
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