任侠~弐の極

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キンッ! ロリッ娘が恐怖で閉じていた目を開けると…… そこには銀次郎が持っていた剣とおぼしき物でシェリーの剣を受け止めていた姿があった。 「軽いなぁ。お前腕は良いが…人を斬ったことないだろ?」 「くっ!」 キィンッ!と剣を弾き後ろへ跳ぶシェリー……だが! 「遅ぇっ!!」 銀次郎が間を詰め襲い掛かる。 「クゥッ!」 銀次郎の重く殺気の篭った太刀にシェリーはたたらを踏む。 「これが殺人の太刀だ! テメェの太刀は人を殺す覚悟も殺される覚悟もネェから軽いんだよ!分かるかっ!!」 図星を言われたことよりも銀次郎の太刀に身が竦み剣が鈍るシェリー……そこに! 「終わりだ!」 銀次郎の刀が迫る…シェリーは目を閉じ自身の終わりに覚悟する…が今までの太刀とは何か違う……気がした 「ヤメテェェェ!!」 ロリッ娘の叫びに銀次郎の刀が止まる。もとより本気〔とかいてマジと読む〕で斬るつもりはなかっただろうが…… .
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