HAPPY SUMMER

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耳を噛まれている間、俺は仕返しに彼女のうなじにキスをする。 キスをする度に熱い吐息が耳を刺激。 とうとう我慢できなくなった俺はウララの上体を少し引き離した。 「どうしたん…ですか?」 ちょっと心配そうな顔のウララ。 自分が俺の耳を痛く噛んでしまったのではないかと思っているようす。 だが、ふと彼女は自分と俺の間に何やら棒状の物がデニムの中で迫り立っている事に気がついた。 「朝から元気ですね~」 ウララはそう言っていそいそと邪魔な布切れを脱いだ。 薄い水色の布切れはひらひらとベッドサイドから落ちる。 俺も邪魔な物をポイポイッと放り出す。 「ではお邪魔しま~す!」 「どうぞごゆっくりっ……!」 キュッと目を瞑ったウララ。 入れる瞬間はだいたいいつもこう。 そういえばだが、帝国にいた時からそうなのだが、俺達は“コンドウさん”を全く使っていなかった。 ………………。 まぁ…できたら帝国に行けばいいんだ。 本人達もそのつもりみたいだし。 俺は愛情と欲望と本能のごった混ぜをぶちまけたのだった。
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