はじめての恋

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春、それは出会いの季節と言うが、俺には関係ない話だ。 「おーい(^O^)/おはよう。」 「あぁ、おはよう。」 こいつは、獅子山大河<ししやまたいが>である。俺の親友であり、中学全国総体のときのダブルスのペアである。 「なぁ、この学校にテニスがめっちゃ、うまい人がいるらしいよ。」 「へぇ~( ̄▽ ̄;)」 「何だよ、興味ないのかよ」 「まぁまぁ、テニスコートに行ってみれば分かるだろ。」 そして、俺たちはテニスコートに向かった。 パコーン……、パコーン…… 「誰か、打ってるみたいだぜ。」 「ホントだ(?_?)」 まだ、部活には早いような気もするが……誰だろう? 「あっ、あいつだよ、竜馬。全国総体の準優勝者、姫川歩<ひめかわあゆみ>だ。」 「へぇ~、あいつが姫川歩かぁ。」 名前は聞いたことあるけど、実際には初めて見るなぁ。では、おてなみ拝見。 シュッ、パコーン。 「すげぇ(゜▽゜)」 さすがに、すごかった。彼女のサービスはスピード、キレともに凄かった。
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