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瑠嘩目線
高校に入って3回目の桜
俺達はここで出会った。
風で花びらがまいちる。
桜吹雪の中にいた茶髪の小さな女の子
ふと目があった
「桜…綺麗だね」
ふんわりとした笑顔
でもなんで俺に話しかけてくるんだろ
早くしなきゃ遅刻になるのに
「あっ…あの!一緒に坂をのぼってくれませんか?…一人じゃのぼれなくて」
「他の人にたのべば?」
すたすたと通りすぎようとした
「じゃぁ後ろ…ついていっていいですか?」
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