~出会い~

3/4
前へ
/118ページ
次へ
だし巻きの準備中も幾度かカリヤンの攻撃にあうが、それをなんとか受け流し準備完了。他の先輩も続々と現れる中、 雅樹『達郎‼今日もおめ~かよ。隆道とか行けよなぁ。』 克眞『お前ガツンとお前らもたまに行けとか言ったら?』 この二人はすぐ上の先輩。歳も僕と二つしか違わず隼田とは同い年だ。 達郎『いやいいっすよぉ~‼僕なんだかんだでだし巻きやるの好きすから✨』 そう言うと隆道が僕の肩をポンポンと叩き、(頼んだ。)と言う感じの表情でうなずく。そして僕もうなずき返す。 雅樹&克眞『アハハハハ~‼お前らまじ面白すぎだから‼』 僕はこの二人が大好きだ。いい先輩ってやつだ。それに比べて… 佳月『お前らさっさとしたくしろよ‼』 でた…雅樹さん達と同じ年に中途で入った佳月さん。歳も同じなのに、あの二人とは偉い違いだ…仕事もお世話にも出来るとは言えない。 達郎&隆道『すません‼』直ぐ様 バイキング会場に行こうとしたその時、 克眞『カヅキチそんな怒んなよ。お前の方が達郎より仕事できねんだから。』 雅樹『下手すりゃ達郎の方がだし巻き美味いんじゃね?』 佳月『……………それはないね。』 雅樹『んじゃお前はここで一本巻けよ。そして達郎は上で巻いた一本を持ってくる。美味い方の勝ち。』 克眞『いいねそれ。達郎は早く戻ってこないとダメっつー条件な‼』 達郎『まじすか‼』 雅樹『今日は300人だから…一時間以内で終わるだろ?笑』 達郎『…………………余裕っす🎵笑』この時の口ぐせだ。常に強気な姿勢でいれば何でもできそうな気になれたから。それよりも、佳月さんには負けたく無かったのもあるが… 佳月『フン…別にいいけど。負けるわけないし。』と言いながらも目は僕を睨みつけていた…
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

46人が本棚に入れています
本棚に追加