ネコという女

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猫のようなしぐさ、顔も猫のようだった 甘いトーンの歌声はどんな人の耳をも癒す くどくなく、冷たくもなく…一度聴いたら忘れられない 俺のハイボールを飲む手もとまっちまった そしてなんとなく…彼女の歌声は懐かしく、涙が流れる 俺の腕のドラゴンにその雫が落ちた
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