ネコという女

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『俺タクロー』 『私ネコ』 『本名?』 『まさか(笑)ミネコだから、みんなネコって呼ぶの。あなたもネコでいいわよ、私もタクローって呼ぶから』 『じゃあネコ、君いくつ?』 『今年で24』 『俺と同じだ』 『普通24くらいならクラブとかで遊ぶのに、なんであのバー?』 『なんか落ち着く…ネコの歌も好きだ。それに騒がしい場所苦手だし』 『変わってる(笑)恰好派手なのに』 『シルバーアクセのショップ勤めてるから』 『だから堂々とタトゥーも見せれるんだ』 『まあね…』 『一生残るけど、裏切らないわよね、ドラゴンは…』 ネコは俺の腕のドラゴンにそっと触れた 瞬間、体に電気が走った
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