Act.11

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「っそんなもの食べたのか?そらには普通の物を食べる用ゆってたよね、?」 「おいおい蓮斗さん、今時高校生ならそれが普通だって「っ鼻タレは知らないんだろ、そらの偏食癖を」」 『……………』 最初に言っておくが、兄さんは食事の事になると人が変わる。 普段温厚なはずなのに、言葉づかいも態度も普段とはまったく違うから 「鼻タレって何だよ……ってそういえばそらは毎日同じもん食べてたもんね」 『!!!』 「………………は?」 拓人の口から滑り出たのは一番言ってはいけなかった言葉で 静かにゆっくりと食事をしていた礼儀正しくゆう事なかった俺が蓮斗に捕まれた(拓人のせいだ) 「っ、まさか毎日同じもん食べてたわけないだろうな」 「っあははは、蓮斗さん変わりすぎ、っはは」 『…………、え、えへへ、』 「理事長に話とく、そらの食事は毎日指定に代えるからな」 拓人が大爆笑するなか、少し甘えてみても蓮斗には通じなかった。俺の食事が指定になった(あきらかに拓人が悪い) 「………っ、でも、……そらは本当に笑うようになったな、」 『っ、!!!!』 「学園に通う前と今はまるで別人みたい、に……、さすがに鼻タレ達とつるんでんのはわからなかったけど…、俺も安心してそらと離れる事ができる」 目の前が真っ暗になった。 _
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