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少しざわついてたはずの室内はいっきに静かになって、いつもと様子の違う蓮斗はいつも以上にニコニコと笑った。
思えば蓮斗が笑わなくなったのはいつからだっただろうか、
「っ蓮斗さんもいきなりなんなんですか、黒澤さんの企業を継ぐのはそらが学園卒業してからって「黒澤のグループに行ったってそらと離ればなれってわけじゃないし、会おうと思ったらこうやって会えるだろ、?」」
「第一そらには鼻タレ達も居るから『わかった』」
『わかったから、』
「!!!!」
蓮斗の顔見てそう言えば、蓮斗はものすごく困ったような泣きそうな顔をしていて
自惚れなのかもしれないけど、蓮斗は俺が断ると思っていたと思うから、
もしかしたら蓮斗はずっと寂しかったのかも知れない、両親と離れて俺の面倒を見てて
何より肝心の俺は今学生だし蓮斗の側には居てあげられないから
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