Act.11

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「たぶん親父さんが原因だよ、そらが留学辞める前いろんな会社にいろんな話をもちかけてたらしいからね」 『…………、事業拡大って奴、?』 「そらも知ってたんだ」 まるで知ってたんならなんで御形とつるんでんだ、?みたいな顔して笑う拓人を見れば本当にこいつはすごいと思う。 普段との大きなギャップに一瞬拓人か誰かわかんなくなるけど今はそれどころじゃない、 事業拡大とゆう話はしばらく前に噂されてた話で、匂坂グループが全国的にチェーン店で事業拡大していくんじゃないかってゆう噂だけれども結局は時と時間により薄れ消えていった話 御形の親父さんが言っていた話は、俺が留学してる間に蓮斗を黒澤グループに連れ戻しその間に鈴宮を越そうと考えてたらしく同意した人はほとんど居なかったらしいけど、俺からしたらかなり裏切られたようなそんな話 資金援助もしてあげて何から何まで助けてあげてたのに結局はコレで、お金だけの関係なんて本当に役にたたない。 「御形の家、今ちょーやばいんだって。匂坂はねいろんな所からお金借りてんの、御形は気付いてないみたいけど親父さんが本当に助けたいのは比呂じゃなくて御形なんだよ」 『…………、』 「御形が家から出れば御形は匂坂と関係なくなるし、比呂はあんなだけど必死なんじゃないかと思う。いつも御形だけは助けられるし、?まぁこんな状況かえれんのは本当にそらだけかも『困るんだろ、』」 『俺が匂坂助けたら桐原のグループは困るんだろって、本当は言いたくないのに無理矢理言ってる感じ、?』 「………、っちが」 『拓人のそうゆう所本当キライ。御形みたいにたまには素直になればいいのに』 「!!!」 そう言ってニコリと笑えば、拓人は一瞬目を見開いて隣にいた俺の頬をおもいっきり殴った。 ジンジンと熱くなってく頬が痛み顔を歪めれば、拓人が気まずそうに俯くのが見える(気まずくなるくらいなら殴らなきゃいいのに) _
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