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一方CDが弾かれた澄川は………
「いやぁぁぁ!!」
音獣に追い回されていた
『逃げ回ってると変身の限界時間が来るぞ!』
「そんなこと言ったってさ!
あいつ怒ってるんだもん!!」
音獣かり澄川に降り注ぐ岩拳を避けながら、プロトに叫ぶ
「他になんか無いの!?」
音獣の隙をついてステッキから光線を撃ちながらプロトに聞く
『あることにはある………でもお前の身体じゃ体力もたないぞ?』
「んなもん知るか!
倒せれば良いんだよ!!
ってか早くしてー!!」
光線に全く怯まずに襲ってくる音獣から再び逃げはじめる
『……了解
じゃあちょっと無防備になるからシールド張るぞ』
プロトが言うと同時に澄川持つステッキが光り、すぐ後ろに透明な壁が現れ、突っ込んできた音獣が弾け飛んだ
「ヒュー
やるぅ~」
腕に付いているプロトを茶化す様な顔でつっつく
『茶化すな///
んじゃ今から始めるが………準備は良いか?』
「おk」
『よし
………1stセーフティー解除開始………90……70……50……30……10……解除完了
2ndセーフティー解除開始………90……………解除完了
引き続きオーバーサウンドモード起動………』
頭に響く聞き慣れないプロトの声
その声はよくわからない言葉を淡々と言い続ける
「なんだこれ……身体が……熱………い」
澄川は苦しそうに胸に手を当てて、地面に崩れ落ちた
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