第1章 ―暁の新生帝国編―

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乃木隆典空将補 五十五才(架空人物) 経歴 平成二十×年一月防衛省防衛研究所所長 空将補 昭和十七年二月現大日本帝国科学技術研究所所長 海軍大将を経て空軍大将となる 明治天皇崩御時、殉死した陸軍大将乃木希典閣下の養子を祖父に持ち、典型的な軍人一家で育つという異例の経歴を有しているらしいが、判然とせず。 時空転移をまるで予期していたかの様に転移後、防衛省防衛研究所職員らを束ね連合艦隊司令部へ近づき、首脳部を説得して当時の最高権力者である、昭和天皇に謁見して、天皇家による帝国科学技術研究所の設立を成させしめ、以後帝国軍の作戦に積極的に関わり、戦史の変更を推進している。 また、民間企業へも積極的に最新技術の提供を行わせて、資源の発掘、材料技術移転、生産技術移転、エネルギー技術移転、医療技術移転などをも大々的に行わせ、新生帝国の基礎技術力の底上げを成し、数ヶ月で帝国は昭和三十年代の技術水準までかさ上げしたのである。 映画化時の俳優 竹中直人image=277410393.jpg
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