2人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
・・・・・・?
大(あれ?・・・・・・。今何時だ?・・・くらっ。明かり点けよう・・・。あり?・・・ヒモ無い。つか重い・・・息苦しい。)
大に何かが乗っかってる感覚がいっきに体中を張り巡らせる。それがなんなのかわからぬまま時間が経ち、ようやくその何かが分かった・・・。
大(・・・?俺のベット?なんで俺の上にあんの・・・?)
ともかく今このままじゃベットに押し潰されると思い、どかそうとした。しかしベットの上にまだ何かが乗っかっている。硬いコンクリートのような塊が。
大は幼い時から圧迫されるとパニックを起こしてしまう、圧迫恐怖症なのだ。
平常心を保てないまま力ずくでも抜け出そうと体を芋虫の様にクネクネしだした。
やっとの事でベットから抜けだした。
現状を把握出来ないまま大はひとまず外を見ようと窓のあった場所に顔をだした。
そこで大は驚愕した。
街がない。
最初のコメントを投稿しよう!