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貴が慎の家に着いて早くも1時間が経ち、ゲームにも飽きた彼等は漫画を読み出した。
そしたら大の携帯が鳴り出した。
大「もしもってぃー!」
大の中での流行り言葉が炸裂した。
雅「今慎の家着いたから入るね。」
慎「オッシャーやっと久々にイツメン揃ったなぁ!」
そのままテンションが上がった慎がしばらくして大の家の近くにあるラーメン屋に行こうと言い出したので、ゲームで1、2試合した後自転車で向かった。
そのラーメン屋は良くこの四人で行く行きつけの場所であり、キモチが和やかになるとこでもある。
店長「っらっしゃい!なんにする?」
気合いの入った接客に応えるかの様に四人も、
慎「俺、ラーメンと餃子とコーラ一本!」
大「俺は、レバニラ定食と餃子とコーラ!」
貴「俺は炒飯とジンジャー一つ!」
雅「俺もそれで!」
店長「毎度有りー!」
それから40分後、
大「っあぁ食った!」
雅「腹一杯だぷぅ。」
満足になったころに、店長が世間話をしだした。
店長「おめぇら、最近日本とアメリカが平和条約を結ぶっつう話があるんだがしってるかい?なんでも19XX年に広島と長崎に落とされた原爆の恐ろしさを知ったジェーム大統領がもう戦争はしないと言い出して条約を結ぶっつう話だぜ!」
大「やっとアメリカも原爆の恐ろしさが分かったか。何万ていう罪の無い人間が死んでってたんのに前の大統領は、条約の条の字も言ってないんだぜ?」
慎「時代も進歩したんだな。」
雅「あんな物今の時代に落とされちゃー困るしな。」
貴&店長「そうだな!」
原爆というものはどれほど凄まじい物なのか、それを知っているのは日本人にしかわからないことなのだ。
原爆から放たれた放射能は何世紀にも渡らないと消えないと言うが、我々人類は何世紀にも渡って語り継げられ、人々の記憶からは消えないのだ。
-永遠に。
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