榊晃 編~拷問教室~

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最近、神蘭学校では問題が起きている。 そう…世間でもこの事件が堪えない『イジメ』である。 私がこの学校にきてからこんな問題はなかったのに…………。 私自身は直接イジメに合ってはいなけど、その話しを噂で聞くたびに心が痛い………………。 昼休み。 亮『俺、この前ま~たイジメ現場見ちまったぜ!』 私たち6人は机を並て一緒にご飯を食べていた。 佑『なんだよ亮、お前見てるだけだったのか?』 亮『はっ!俺はあんなダセェやつらに立ち向かおうとする勇気がないやつになんか助ける気ないぜ!俺はお人よしじゃないんだよ』 啓一郎『確かに…亮の言うことにも一理あるな』 佑『でもよ…確かに最近イジメが多いよな!俺ら不良だけど、そんな卑怯な真似はしねぇもんな』 零『……まさか…あいつが帰ってきたんじゃ……おい晃…』 晃『…うん。俺もそんな気がする。てゆーか今まで平和だったのに、いきなりこんな問題が起きたとゆーことはあいつしかいないよ…』 ***『え?あいつ?』 晃『ぁ!そっか!***ちゃんは知らないんだっけ?実はこの学校の1番の問題児がいてね。そいつの名前は[架神 洋介]』 ***『かがみ…よう…すけ』 晃『うん。そいつ留年もしてるし、イジメのせいで今まで停学処分をうけてたんだ。前は俺も関わってたんだけど…』 ***『え?晃もイジメられてたの!?』 晃『ちがうよ~。俺の友達が架神のイジメにあっててさ、俺が友達を助けたって感じかな?』 零『架神はやることが半端ないからな…しかもこの学校の何処かに拷問教室があるらしいんだ』 ***『ごっ…!!!ごうも…!!!!嘘でしょ!?なんでそんな危険人物が停学で済んだの!?』 晃『それはね…架神の親にもこの学校の権力を握ってるからだよ…』 啓一郎『だから架神は停学で済んだ。やばいやつだからこそ今まで架神に立ち向かおうとするなんてやつはいなかったんだ』 ***『そ…んな…』 佑『でも晃は唯一そいつに立ち向かっていったんだよな!』 晃『俺、喧嘩はあまり得意じゃないけどやっぱ許せなかったんだよね。あの時は俺も危なかったけど』 亮『とにかく***も気をつけろ!何かあったら必ず俺たちに言えよ!お前だけは何がなんでも守るからな!』 零『そうだな…この学校で唯一の女だ。***を危険な目に合わせるわけにはいかない』 晃『***ちゃんだけは命に変えても守るからね!』 ***『みんな…ありがとぅ…』
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