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一方その頃。
裏校舎にて
ドカッ!!!!!!!
生徒『うっ!!!!…ぐ!!!』
??『なんだこれ?俺、こんなパン頼んでないんですけどぉ?』
生徒『す…すみません!あのパンは人気があって、すぐに売り切れちゃったんです…』
??『だからって代わりのこのまずいパンを俺に食えってのか?』
ドン!!!!!!!
生徒『うっ…!!』
??『買えなかったから買った奴から奪ってこればいいだろ!!!!』
生徒『そんな…無茶苦茶な…』
??『…ったく…つかえねーやつだな!!!…まぁいい!!ところでお前…確か2年D組の[榊晃]と同じクラスだったよな?』
生徒『え?あ…はい…そうですけど』
??『じゃぁその榊のバカに伝えとけ!この架神洋介様が御呼びだしだってなぁ!!!そろそろあいつと遊びたくなってきたころだしねぇ…』
***『あーきら♪一緒に帰ろう♪?』
晃『あれ~?***ちゃんから誘ってくるなんて珍しいね!めちゃくちゃ嬉しいけど♪』
***『うん?そうかな?実はね、おいしそうなスイーツ屋さん見つけたんだ♪本当はみんなも誘いたかったんだけど帰ったみたいで…晃ももしかして用事ある?』
晃『ないよ♪てかもし用事があったとしても***ちゃんの誘いなら断るしさ♪それにしてもあいつら***ちゃんを守るとかかっこつけといて帰るなんてひどいよね~』
***『まぁまぁ。みんなも何かと忙しいんだよ!』
晃『ま♪お陰で二人きりでデートができるからかえって都合いいけどね♪』
***『もぅ晃ったらぁ!』
晃『ささ!お姫様さま♪スイーツの店までエスコートしていきましょう♪』
***『ふふ…なにそれ笑)エスコートするのは私の方だよ?笑』
晃『ぁ そうだったね笑』
廊下に出ようとしたその時、背後から声をかけられる。
生徒『あ!なぁ晃!』
晃『え?俺?確か君は………』
生徒『充だよ!酷いな~同じクラスの人の名前を忘れるなんて』
晃『あはは~♪ごめんごめん!んで?充クン、俺に何か用?』
充『…あ…うん…せっかくのデートで盛り上がってるとこ悪いんだけど………』
充はしばらく黙り込んでしまう。
晃『なに黙っちゃってんのさ~?俺ら忙しいんだけど?』
***『(なんだろ…充クン顔色が悪い…)』
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