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そして夜…
***『(本当に冴島先生と一緒に宿直することになるなんて…いいのかなぁ…緊張が走るよ~💦梅さんにはなんて伝えたんだろう…)』
冴島『おい!***』
***『はぃい!?』
思わず声が裏返り体がびくっとなった。
冴島『ク…なんだその反応は 笑 そんなに緊張するこたぁねぇだろ』
***『(そんなこと言われても…)あ!そうだ!な なにか作りましょうか!』
冴島『あぁ…腹減ってきたしな。まずいもん食わせたらただじゃおかねーぞ』
***『大丈夫ですよ!これでも料理はできる方です!』
冴島『期待してる笑 しかしお前とこーしてると俺ら夫婦みたいだな!』
先生の言葉に思わずドキりとする。
冴島『お前だったら俺の妻にしてやってもいいぞ!』
***『け 結構です!!!からかわないでください!(顔が熱くなるのがわかる…冗談ってわかってるのになんでこんなにドキドキするの…)』
冴島『冗談のつもりはねーんだけどな』
***『へ?』
私は耳を疑った。
冴島『ま まぁいい!とにかく料理作ってくれ!』
***『(なんか…先生動揺してる?らしくないなぁ…)』
そして緊張が走る中料理が出来上がった。
冴島『ほう…結構できるんだな!うまいぞ!』
***『ほんとですか?良かった!』
冴島『まぁ 俺の料理には敵わないだろうけどな!』
***『あはは そうですね!あのビーカーを使った料理は目を疑いましたし』
なんだかんでいつの間にか緊張が解れていた。先生と一緒にいると安心感が得られるなぁ。
冴島『さーてと!飯も食ったし、めんどくせーけど見回りに行くか』
***『じゃ 私ここで待ってますね』
冴島『なに言ってんだよ。お前も一緒に行くんだよ』
***『えぇ!!でも夜の学校ってなんか怖いなぁ』
冴島『お前…ここで一人でいた方がよっぽど怖くないか?』
***『そ それもそうですよね…』
こうして一緒に見回りに行くことになった。
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