冴島由紀 編 ~危険な宿直~

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冴島『しっかし夜の学校はなんでこう不気味かねぇ』 ***『そ そうですね。昼間はあんなに賑やかで楽しいのに』 冴島『お前声震えてんぞ?そんなに怖いのか?』 ***『ちょ…ちょっと』 冴島『仕方ねーな。ほら!』 先生は手を差し延べてきた。 ***『え?』 冴島『手繋いでやるよ!いっとくが断る権利なんかねーぞ!』 ***『はい💦』 私は言われるがまま先生の手を握った。 ***『(うわぁ…先生と手繋いじゃった…ドキドキするなぁ…)』 すると ガタン!! ***『きゃ!!なんの音!?』 冴島『さぁ…幽霊かもな笑』 ***『ちょ…やめてくださいよ!てかなんでそんな冷静なんですか!』 冴島『俺に怖いもんなんてねーよ!』 ***『(確かに…幽霊より先生の方がいろんな意味で怖いかも…)』 ガタガタガタ!! ガシャン!! ***『きゃあああ!!』 私は激しい音と共に先生に強くしがみついた。 冴島『おい!そんなに引っ付くと流石に俺、変な気起こすぜ』 ***『だだだ だって!凄い音してびっくりしちゃって…』 冴島『ほんっとにお前は可愛い奴だな。お前は俺が守ってやるよ。これは冗談じゃねーぞ』 ***『先生…』 先生は強く抱きしめ、顔がどんどん近づいてくる。ドキドキがとまらない。 冴島『ここで言うのもなんだが…俺は本気で***のことが…』 ***『え?先生?…』 そう言いかけたとたん
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