91人が本棚に入れています
本棚に追加
/62ページ
冴島『しっかし夜の学校はなんでこう不気味かねぇ』
***『そ そうですね。昼間はあんなに賑やかで楽しいのに』
冴島『お前声震えてんぞ?そんなに怖いのか?』
***『ちょ…ちょっと』
冴島『仕方ねーな。ほら!』
先生は手を差し延べてきた。
***『え?』
冴島『手繋いでやるよ!いっとくが断る権利なんかねーぞ!』
***『はい💦』
私は言われるがまま先生の手を握った。
***『(うわぁ…先生と手繋いじゃった…ドキドキするなぁ…)』
すると
ガタン!!
***『きゃ!!なんの音!?』
冴島『さぁ…幽霊かもな笑』
***『ちょ…やめてくださいよ!てかなんでそんな冷静なんですか!』
冴島『俺に怖いもんなんてねーよ!』
***『(確かに…幽霊より先生の方がいろんな意味で怖いかも…)』
ガタガタガタ!!
ガシャン!!
***『きゃあああ!!』
私は激しい音と共に先生に強くしがみついた。
冴島『おい!そんなに引っ付くと流石に俺、変な気起こすぜ』
***『だだだ だって!凄い音してびっくりしちゃって…』
冴島『ほんっとにお前は可愛い奴だな。お前は俺が守ってやるよ。これは冗談じゃねーぞ』
***『先生…』
先生は強く抱きしめ、顔がどんどん近づいてくる。ドキドキがとまらない。
冴島『ここで言うのもなんだが…俺は本気で***のことが…』
***『え?先生?…』
そう言いかけたとたん
最初のコメントを投稿しよう!