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……えっ?
「い、今……なんて、言いました?」
「ッたく同じ事二度言わせンじャねェよ。オレ様に抱かれろ。そ~言ッたンだよ」
「あ、えと……それは……」
「言葉ン通りだ。
オレ様ァ面白ろくなりそォなトコに力を貸す。まずテメェが面白れェか試してェンだ。
別に拒否ッてもイイぜ?
そン時ャそン時でテメェがこの状況をど~切り抜けッか見物だからナ」
「うっ……ああ」
だ、抱かれろ……って、それってアレ……だよね?
その……ちょっと、違う意味で……だよね?
そりゃ……何が起こっても、ってさっき決めたけど……
い、いきなり……
「フヒヒヒィど~すンだ? テメェなら分かンだろ、もうすぐ近く来てンぜ」
確かに……
それはわかってる……
ん……ヴィンセント……
「……分かり、ました。
好きに……してください」
目を瞑って覚悟を決めた。
いつも通り笑いながらMAXさんは、ベッドの上で眠る私を覆うかのように抱きついた。
そして……扉が吹き飛んだ。
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