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ウシズクさんに連れられ私がやってきたのは、さっき私がいたのとはまた違う部屋。
部屋の構造は、何故か八角形で、その部屋の中央にはこれまた八角形の床から天井まで繋がっている高さ３ｍを超える巨大な筒。
しかも、その筒には周りの壁から伸びる沢山のコードみたいなものに繋がっている。
｢こ、ここは？｣
何も知らない私の感想は、白く清潔感に溢れた実験室って感じ。
でも、一体どうしてこんな部屋へ案内したのかしら？
ルージュに会えると思って来たのに……
そんな私の心情を察してか、後ろからウシズクさんの声がした。
｢先に言っておきやすが、少しショックかもしれやせん｣
｢えっ？……い、一体それはどういう意味ですか？｣
｢こういう事ッスよ｣
そう言ってウシズクさんは、パネルを操作した。
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