NewChapter―Ⅱ†鼓動…

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  「貴女、まさか自分の“価値”がどれくらいなのか……自覚してやすか? ただの18の女、で済む訳がありやせんでしょうが」 「い、一体……なんの、事……ですか?」 「……はぁ」 ウシズクさんの瞳はなんだかとても悲しそうだ。 プレゼントをもらって期待して包を開けると、実は大した事なかったような……そんな失望の色が混じった眼をしている。 「……こりゃ重症ッスね」 「は、はい……?」 重症? 私が? 何故? 一体どういう意味なの…… 「その顔を観る限り……どうやら本当に何も知らないらしいッスねぇ」 「えっと……だから、何の事ですか?」 「はぁ……もうちょっと後にするつもりだったんッスけどねぇ~……ま、いいッスか。 ティセラさん。あッしと一緒に、職案に行きやしょうや」 「しょ、しょく……あん?」 ど、どこ……?    
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