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「シーだよ? 絶対に音を立てないでね?」
「分かってる、分かってるから黙ってろ」
ギルド本部、侵入した虫を退治するために、スプレーと袋を持っている。
「あと少し……」
隅っこまで追いつめた虫を、捕まえようとした。
「ああーー!!」
銀杏の叫びと一緒に、虫は火稲の顔面に向かって飛んできた。
「てめえ銀杏!!」
「お昼食べてなーい、銀はお昼食べないと生きていけないのに……」
「俺の顔面は、どうでもいいのか?」
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